キャリアコンサルタントが人材紹介で一番活かせるスキルは?

今回は、キャリアコンサルタントが人材紹介企業で働くメリット、デメリットをお届けします。

私自身、人材業界に身を置いて丸10年になり、様々な経験をしてきました。

この記事は以下のような方のお役に立ちます。

・人材紹介企業で働くことに興味があるか、資格が活かせるか不安

・残業や休日出勤など業界のリアルなところが知りたい

・キャリアコンサルタント資格を活かした働き方を知りたい

この記事はよくある同様の記事と以下のポイントが異なります。

・10年の業界経験から、リアルな部分を忖度無しに書きます

・キャリアコンサルタントの方が働く場合の目線で書きます

必ずや気づきがありますので、是非最後までお読みください!

※過去記事です⇊

【フリーランスとして企業相手に稼ぐには?】キャリアコンサルタント仕事情報

【フリーランスとして個人相手に稼ぐには?】キャリアコンサルタント仕事情報

人材紹介の仕事内容は?

まずは人材紹介の仕事内容についてまとめます。

人材紹介とは、企業から求人をもらい、その求人にマッチする人材を紹介し、

入社が決まれば、理論年収に〇%を掛けた手数料がいただける仕事ですね。

仕事をするポジションは大きく以下の3つに分かれます。

人材紹介の3形態

1、企業(求人)側を担当するリクルーティングアドバイザー

2、転職したい個人を担当するキャリアアドバイザー

3、1と2両方を担当するいわゆる「一気通貫」

キャリアコンサルタントの能力を活かしたいのなら2のキャリアアドバイザーがよいです。

キャリアアドバイザーは転職を希望する求職者と面談し、

マッチする求人をピックアップし、紹介する仕事です。

求職者支援に集中できるので、対人支援、キャリアコンサルティングをたくさん実施したいという方へはマッチします。

3についても、面談はかなり実施します。

ただし3の場合は同時に求人開拓も行わなくてはならないので、

電話や企業訪問へも時間を割かれます。

この辺は根気のいる泥臭い作業になるので「営業活動」であると心得た方がよいです。

「一気通貫」をおすすめする理由

私は3の「一気通貫」で長くやってきました。

そして個人的には「一気通貫」をおすすめします。

「一気通貫」のよいところは、自分がヒアリングした内容を基に自分自身で求人を探しますので、

マッチングのずれが少なくなることです。

この仕事で快感を得る瞬間は、どんなときだと思いますか?

それは、自分が探しあてた求人が求職者のニーズにぴたりと合ったときです。

まるでパズルの最後のピースがはまったときのような快感があります。

それを一番感じられるのが「一気通貫」方式なのです。

また、企業側と人脈を築けることもメリットです。

企業によりどのような体制で行っているかは異なりますので入社前に必ず確認しましょう。

一般的には、

大手紹介会社→分業制

中小紹介会社→一気通貫

が多いです。

残業や休日対応、ノルマの実際は?

残業や休日対応、ノルマの実際は気になりますよね。

まず、残業や休日対応については「ある」と思っておいてください。

理由は、対応する時間がどうしても求職者の都合に合わせなくてはならないことと、

数字が足りなければ、他の人より労力をかけなくてはならないからです。

しかし、最近は労務管理をしっかり行っている企業が増えてきていますし、

時間の使い方や対応の工夫次第で、ワークライフバランスは維持できますし、実際は私はそこまで無理をしていません。

※私が実際行っている方法は以下の記事で紹介しています。是非ご覧ください!

現役キャリアコンサルタントが書く人材業界の真実【夜間休日対応】 – 【とにかく明るい】キャリアコンサルタントの元気がでるブログ。 (careerconsultant.me)※別ブログ

ワークライフバランスは絶対崩したくない!と考えている方は、何よりも数字を上げることが一番です。

数字さえあげていれば、極論毎日定時に帰っても問題ありません。(社風にもよりますが…)

また、大手紹介会社を選ぶことも方法の一つです。

コンプライアンスがしっかりしており、

社会の目も気にしますので、以前のようなブラックな働かせ方は少なくなってきていると思われます。

ただし、大手紹介会社は求職者の人数がとても多いので、業務が機械的になりがちです。

会社によっては面談を禁止し、コンタクトをメールや電話に限定しているところもあります。

キャリアコンサルタントがそのような会社に入ってしまっては、ほとんど意味がないですよね。

入社前の業務確認は忘れないようにしましょう。

キャリアコンサルタントの資格は活かせるのか?

では、キャリアコンサルタントの資格(能力)で最も活かせる部分はなんでしょうか?

それはずばりマイクロカウンセリング技法です。

「はげまし」「いいかえ」「要約」とかのあれですね。

カウンセリングの基本的姿勢(技法)をアイビィさんがまとめたものです。

キャリア理論ではなく、アセスメントでもなく、マイクロカウンセリング技法である理由はなんでしょうか?

それは、意外とそれができていない人が多いからです。

面談でラポールを形成し「この人に転職を任せたい」思ってもうらうには、

初回面談でしっかり傾聴し、相手に共感することが一番大事です。

10年間やってきて、これは断言できます。

マイクロカウンセリング技法はキャリアコンサルタントなら当たり前にできる(少なくとも知識はある)ことですが、

知らない人は意外とできていないし、教えてもなかなかできない人が意外と多いんです。

「要約」一つを活用するだけでも、驚くほどの効果があります。

※要約の活用は以下の記事に詳しく書いています※別ブログ

仕事は「要約」と「説明」で飛躍します。 – 【とにかく明るい】キャリアコンサルタントの元気がでるブログ。 (careerconsultant.me)

キャリアコンサルタント資格が差別化となる部分です。大いに活用しましょう。

反対にキャリア理論は、意外と活かしどころが少ないと感じるかもしれません。

結局求職者は給与、休日数、通勤距離、残業などを重視する傾向が強く、

支援の過程でキャリア理論を駆使できるケースは頻繁には訪れません。

そういった意味では、せっかく身につけた知識を

あまり活かせていないと感じることはあるかもしれません。

人材紹介で働くメリットデメリット

それでは、キャリアコンサルタントが人材紹介会社で働くメリット、デメリットをご説明します。

メリット

メリット

・求人が多く転職しやすい

・成績を残せば収入が安定する

・大手企業で働くことができる

・個人、企業ともに多くの人脈が築けるので将来の独立につながる

人材紹介会社は未経験でも転職しやすく、入社のハードルはそこまで高くはありません。

また、多くの求職者や人事担当者と知り合えるので、独立へのステップとして考えるのも大いに有りです。

デメリット

デメリット

・ノルマに追われる

・残業、休日対応がある(ただし工夫次第で調整可能)

・じっくりキャリアコンサルティングができない場合が多い(特に大手紹介会社の場合)

・転職条件(給与、休日など)が優先され、キャリア理論は意外と使いどころが無い

一件一件じっくりとキャリアコンサルティングを実施したい方へ人材紹介は向きません。

大学のキャリアセンターや、手数料が発生しない公共施設などで働くほうが向いていると思います。

まとめ

キャリアコンサルタントが人材紹介会社で働くポイントをまとめます。

・働くのなら「一気通貫」がおすすめ

・残業や休日対応はありますが、工夫次第でメリハリはつけられる

・キャリコンのスキルで活かせるのは「マイクロカウンセリング技法」

・ノルマに追われるが、将来の独立への足掛かりとして経験するのは有り

・大手紹介会社は求職者が多く、機械的に回すことを求められるので注意

実際に10年間働いている経験から、忖度なく、人材紹介会社のリアルを書かせていただきました。

次回は派遣会社で働くリアルを書きますので、是非ご期待ください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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