【フリーランスとして企業相手に稼ぐには?】キャリアコンサルタント仕事情報

2021年5月14日

キャリアコンサルタントとしてフリーランスで働きたい!

多くのキャリアコンサルタントの方が持つ素直な気持ちではないでしょうか。

フリーランスとして働くキャリアコンサルタントの方とお会いしてきた経験から、

2回に分けてフリーランスとしての働き方を整理してお届けします。

今回は「企業相手にフリーとして稼ぐ」方法です。

企業相手にフリーランスとして稼ぐ

企業を相手にして仕事をする方法をご紹介します。

顧問キャリアコンサルタントとして稼ぐ

個人的にはこの形態が一番安定していて、理想だと思っています。

私が参加したセルフ・キャリアドックセミナーの講師黒木陽子さんは、

「顧問CDA」として、複数の企業と契約し活躍されています。

【セルフ・キャリアドック】セミナー参加レポートはこちら※別ブログ

一般的に企業は社労士や税理士と顧問契約を結びますよね。

それと同様にキャリアコンサルタントと顧問契約を結び、

社員のキャリア支援や人材全般の課題を解決します。

顧問キャリコンとして働くメリットは、なんといっても収入が安定することです。

通常1年間などの期限を定め、契約書で契約期間、業務内容、業務ごとの単価などを定めます。

複数の企業と契約することで、仮に契約が終了する企業が出ても一度に収入が途切れるリスクも回避できます。

では、顧問キャリコンへ求められる能力はなんでしょうか?

それは、経営者の悩みを察知する能力と、課題に対する汎用的なスキルを持つことでしょう。

企業経営者が求めることはもちろん専門知識を活用したキャリア研修等がメインであります。

しかし、経営者は孤独で、自身の決断にアドバイスをくれる人、孤独を打ち明けられる存在が必要です。

いわゆる一般のコンサルタントは、これらの受け皿として雇われているケースが実は多かったりします。

顧問キャリコンも、同様の役割がこなせるかどうかが長期契約に至るポイントではないでしょうか。


また、汎用的なスキルとは、

キャリアコンサルタントとしての専門スキル以外の強みといえる知識やスキルのことです。

スキルの幅を広げておくことで、

他のキャリアコンサルタントにとって代わられない存在価値をつけることができます。

例えば、企業WEBサイト内の採用ページの作成やアドバイスを求められた場合どう対応しますか?

WEBは専門外なので…で終わらせてしまうと、あなたの価値は限定的になってしまいます。

自身で対処する以外にも、外部業者や知り合いのWEBに詳しいキャリアコンサルタントへ外注する方法でも構いません。

こと、人材に関わることであればあらゆる内容に対処できるスキルやネットワークを持つことは非常に大切です。

業務委託で仕事をする

「顧問キャリアコンサルタントとして働く」に近い形態ですが、

人材の課題全般に対応する顧問キャリアコンサルタントとは異なり、

委託される案件ごとに契約期間、業務内容を明確に定め仕事を請け負います。

請け負う仕事の例としては以下のような内容が考えられます。

業務委託の仕事例

・長期に渡るセルフ・キャリアドック制度の運用

・人事、採用代行

・キャリア研修(長期又は単発のセミナーなど)

業務委託を受け働くメリットとしては、業務遂行時以外は企業に縛られないため、多数の案件を平行して回せることです。

ただし現実的には体は一つですし、

時間にも限りがあるため、同時に請け負える案件数には限りが出ます。


もう一つのメリットは、

単発のセミナーなどであれば副業としてもできることでしょうか。

デメリットは、収入の不安定さですが、長期に渡るセルフ・キャリアドックや、

人事、採用代行なども年単位で契約を締結できれば安定がはかれます。

実際に仕事を受けるにあたり重要なポイントは、実務経験があるか否かです。

キャリアコンサルタントの中には、実務経験が無いまま上記の業務を請け負うと謳っている方もおられますが、

実務では机上の勉強では学べない様々なことが起こりますよね。

経験があるかないかで企業へ提供できる価値の質は変わってきます。

企業で社員として働き実務経験を積んだあとに、そのスキルと人脈を活かし独立することが一番成功する形だと思います。

例えば、企業人事として働き、その際に取引のあった企業へ、

独立後に個人として人事代行を請け負うなどが理想ですよね。

実務経験が無い方はどうすればよいでしょうか?

その場合、実績を積むことを優先し最初は低価格、また無料で仕事を請け負い、

少しずつスキルと実績を積み重ね単価を上げていくことが現実的です。

セミナーや講演を開催

セミナーや講演活動には今追い風が吹いています。

オンラインセミナーが当たり前になってきたことです。

コロナ禍に陥ってから、私自身いくつかのオンラインセミナーに参加しました。

いずれも従来集合で行っていたセミナーと内容は同一ですが、実施はオンライン。

少しビジネス的な話すると、オンラインセミナーには主催側に大きなメリットがあります。

オンラインセミナーを開催するビジネス的メリットは?

・貸会議室の費用や移動にかかる交通費など経費が抑えられる

・全国から参加者を募ることができる

これは、商品はお店で買うことが当たり前だった時代に、楽天やamazonが現れたときに似ています。

非常に大きな変化が今起きていると考えるべきです。

セミナーや講演は今後ますますオンラインが主流になり、競争も激しくなっていくと思います。

いち早く参入し、知名度と実績を高めておくことは大きなビジネスチャンスにつながります。

ただし、一番大切なことは

他人がお金を払ってでも得たいと思うような知識やスキルを自身が持っているかどうかですよね。

もし、そういったスキルに自信が無いという方は運営専門にまわり、

しばらくはスキルを持つ人と共同して開催してゆくというのも方法かもしれません。

企業を相手にして働くメリットデメリット

それでは、キャリアコンサルタントが企業を相手にして仕事をする

メリット、デメリットをそれぞれ3つずつ説明します。

メリット

メリット

1、収入が安定しやすい

2、顧客を紹介してもらえる

3、個人とのトラブルが起きにくい

企業を相手にして仕事をする一番のメリットは、やはり収入の安定ですよね。

長期契約で、更に複数の従業員を対象とした場合は安定した収入が見込めるので

精神的にも余裕が生まれるでしょう。

そこで良い仕事をすれば企業間のつながりで顧客を紹介してもらえ、ますます収入は安定します。


3はキャリアコンサルティングをする相手が企業が管理する社員なので、

万一トラブルが生じても、人事担当者などへ相談することも可能でしょう。

対個人の場合不特定多数を相手にするため、やや問題のある人物と遭遇してしまい

トラブルとなることもありえます。そして、そのトラブルは自分一人で解決しなくてはなりません。

デメリット

デメリット

1、営業力が求められる

2、純粋なキャリア支援ができない可能性がある

3、無理難題を押し付けられる可能性がある

経営者がキャリアコンサルタントにお金を払うのはどういうときでしょうか?

結論を書くと、お金を払った分会社に明確なメリットがある場合です。

当たり前といえば当たり前ですが、これは結構シビアな現実です。

純粋に社員一人ひとりの人生(キャリア)のために会社として費用を拠出し、キャリア研修を実施する。

余裕のある大手企業ではあるかもしれません。しかし、

中小企業は社員の福利厚生にそこまでお金をかけられないのが実情です。

明確に費用対効果が見込めることにしか費用は出ないと考えたほうがよいです。

そこで必要なのは、営業的視点です。

企業の人材に関する課題を抽出し、仮説を立て、改善策をプレゼンする。

社員が幸せになるだけでは弱いでしょう。

明確に企業(経営者)にとってメリットがないと提案通すのは難しい思います

営業経験はあるに越したことはないですが、必ずしも経験がなければだめというわけではありません。

営業的視点を持って経営者へ提案することができれば大丈夫です。


また、長期でそれなりのフィーをいただく契約を締結となると、

どうしても企業の方が立場が強くなりますよね。

時にはキャリアコンサルタントの範疇を超えるような仕事も頼まれるかもしれません。

しかしそういった要望に応えることは、企業に対する自身の付加価値を高めることにつながります。

キャリアコンサルタントとしての業務範囲にこだわることなく、

求められることであれば柔軟に対応する。そのほうが結果として

引き出しの多いキャリアコンサルタントになれる。

個人的にはそう思います。

まとめ

企業を相手にキャリアコンサルタントが仕事をするときのポイントをまとめます。

・理想は顧問キャリアコンサルタントとして長期契約を結ぶこと

・業務委託は、会社員として働いていたときに得たスキルや人脈を活用する

・オンラインセミナーは低コストで幅広い集客ができるので、ビジネス的に大きなチャンス

・対企業のメリットは収入が安定しやすいことと、トラブルを企業担当者等へ相談できること

・デメリットは営業力が求められることと、業務がキャリコンの範疇をはみ出る場合が考えられること(幅を広げるチャンスとしてとらえることもできる)

次回の記事では対個人に向けてフリーランスとして働く方法をご紹介します。

最初に書いてしまうと、

個人を相手にキャリコンの仕事だけで食べていくことは非常にハードルが高いと思います。

そんな現実のなかでも、私が思うそれをクリアする方法をご紹介したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※別ブログ【とにかく明るい】キャリアコンサルタントの元気がでるブログ。はこちら